あなたのカラダの中の物語。悲鳴を上げている自分の体の声を聞きましょう

岡田 哲也(おかだ・てつや)
身体の悲鳴を聞く

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週末立て続けに来られた、自分のことなのになかなか自分のカラダを理解できない人たちのお話しです。

「痛い!痛い!痛くて口が開きません、頭も痛い、自分ではどうにもできません!」

この方だけではないのですが、このように皆さんよく言われます。

「自分でなんか何も対処できません!」と。

何度か来られて体のバランス調整を体験されて、症状がよくなる
そこでは納得して、自分でできる調整方法も少し勉強して、たいへん喜んでいただいて・・・

でも後日キツイ症状がでたらアウト!!
自分ではやっぱりできない!
先生にしてもらわないと良くならない!

「病は気から」と言います。

それと同様、不思議なもので「自分ではできない!」と思ったらできません。

それは言いかえれば「自分のカラダの声は聞きたくない!」

聞きたくない

そう言っているようなものです。そうなるとカラダが言うこと聞いてくれるはずがありません。
そんなときにするお話しです・・・。

のび太とスネ夫が教室の掃除を先生にたのまれました。

「まかせてください!」と元気に返事をしたスネ夫は、しばらくすると「やってらんねえ~」って感じでどこかに遊びに行ってしまいました。あとに残されたのび太は一人で一生懸命に掃除をしていたのです。しかし、一人では頑張って頑張っても、なかなか教室は綺麗になりません。のび太は泣きたくなってきました。「僕は、頑張っているよ・・・。」

さて、そんな時にあなたが先生だとして、泣きながら一生懸命に頑張って掃除をしているのに、ぜんぜん綺麗になっていない教室を見たときに、のび太になんて声をかけますか?

皆さんだいたいこう言います。
「スネ夫くんはどこに行ったの?一人で頑張ってくれていたのね。ありがとうのび太くん。困ったねスネ夫くん。」

普通はそう思いますよね。

しかし、あなたはいま実際にはこう言っているんです。
「何!!この汚い教室は!ぜんぜん片付いてないじゃないですか!!スネ夫がどこかに行った??言い訳するな!関係ありません!!一人なら一人でなんとかしなさい!あー!!イライラする!!」

イライラ

のび太は大声で泣き出しました。

これをあなたのカラダに置き換えてみてください。

左の顎が痛くて口が開かない、左の首も痛いし頭も痛い、左の目の玉もはずしたいぐらい痛い!という時です。

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あなたは痛みのある部分(痛みのある左側)に腹をたていませんか?
もうこの自分の体の一部もぎ取りたい!どうにかして、この左側!いや~っ!! と。

わかりますか?
あなたはのび太に激怒しているのです。

つまり体の声を無視して聞き入れようとしていないのです。悪いのはのび太ではなくてスネ夫ですよ。
スネ夫を探して教室にもどし、掃除をさせるべきなのです。

叩かれたとか打撲したとかは別として、わけも分からずに感じる痛みは、体の声です。
痛みのある場所は「頑張ってます!」って言う叫び声をあげているのです。

これを無視すると、さらに大声で叫びだします。つまり痛みが強くなるということです。

まずは、なぜ頑張らなければいけないのか考えてください。
それだけで、叫び声は小さくなります。

考える

左が頑張らなければいけないのは、スネ夫つまり右側がさぼっているからなのです。
そんなことをちゃんと頭に入れて体を動かしてみてください。

サボっている側の動かし方はぜひこちらの記事を参考にしてください。
さまざまな症状に効く体のバランスの整え方マニュアル【保存版】

この話しを終える頃には、さっきまであった痛みはなくなっています。

みなさんは、やっと自分の体の声を聞いてあげることができたという事です。

先日いらっしゃった週末の数人の患者さんも、私が特に何もすることなく、お話しをするだけで症状は落ち着きました
口も開くようになって、痛みも和らぎ、噛み合わせも安定するのです。

皆さん、ビックリしますが現実です。(そのような体験者の声をこちらの動画でごらんいただけます

私がおかしな力をもっているなんてことは、これっぽっちもありません。
誰もがもっている単なる生物の生理的な機能です。

少しづつでも理解していきましょうね。
自分自身のカラダを・・・

身体出力を上げる脳が望む身体の使い方!|Brain's Consensus Communications

「痛みが和らいだ!」
「いい情報だった!」

と思われた方は、
ぜひご友人やご家族にも教えてあげてください。

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