絶対に虫歯!?と思える痛みも実は・・・?

岡田 哲也(おかだ・てつや)
夜中の虫歯の痛み

SHARE

夜中に歯があまりにも痛くて目が覚めたそうです。

「昨夜は歯が痛くて眠れなかったんです。絶対に虫歯だと思います!」

急患です。

Q:「昨日、はじめて痛くなったのですか?」
A:「いえ、ちょっと前から左の奥歯が重~い感じがしていて、噛むと時々、ピリイ~ッ!って痛みがありました。」
Q:「肩とか、頭はどうですか?」
A:「肩はずっと凝っています。特に左の肩。頭も左側が痛い。」

左肩の痛み

はい!気づかれた方は気づいたと思います。

虫歯です!とは言われたものの、お口の中を見ても虫歯はありません。
痛みのある歯をコンコ~ンってピンセットの後ろ側で軽くたたくと、かなり痛みはあるみたいです。

虫歯がなく強い痛みだけある状態。痛くて噛み合わせもうまくできないようです。

さあ、どうしましょ??

噛み合わせを調整して、投薬でしょうか?
それとも、いきなり神経の治療でしょうか??

そのまえにすることがあるのです。
それも物凄くシンプルなことが。

この方が痛みがあると訴えているのは、左の奥歯、左の肩、頭の左側、全部左側です。
非常にわかりやすい症状です!

はい、そうです。左側が頑張っているのです。そして右側がサボっている状態です。
筋力検査をしてみると、利き腕の右腕の方がかなり弱いのが見て取れます。
その分左腕が頑張ってくれているのです。

筋肉の稼働力チェック

下半身は右足が強くて、左足が弱い。
ということで、全身のバランス調整を行いました。

このように上半身、下半身の、基本的なバランスを調整するだけで・・・

「あっ?!噛めるようになりました。少し痛いけど。」

さらに調整を続けると・・・

「???えっ?!なんか痛みがなくなったような気がする!何?これ?魔法?」

この時点で歯の痛みが取れなければ
そこからは歯科治療が必要なときもあります。

でも、この方はこれで終わりでした。
痛みがなくなったので、治療の必要はありません。

こんなこともあるんだってことを知ってください。

知ってるだけで、医療への関わり方が変わってきます。
大切なことです。。

自分でもできるバランス調整はこちら

身体出力を上げる脳が望む身体の使い方!|Brain's Consensus Communications

「痛みが和らいだ!」
「いい情報だった!」

と思われた方は、
ぜひご友人やご家族にも教えてあげてください。

Neuro-Awareness
Neuro-Awareness BLOG
トップへ戻る トップへ戻る