お医者さんに「仕方ないよ」と言われてしまった痛み。「それなら、仕方がないか・・・。」、と諦めていませんか?
生活に支障をきたすような痛みと一生つきあっていかなければならない、と思うと、憂鬱になってしまいますよね。
でも、その痛み、必ずしも諦めなければならないわけではありません。お医者さんとは、ちょっと違う視点からカラダをみてみると、案外あっさりと解消できてしまうことも少なからずあるのです。
今回は、諦めていた痛みが解消されてお喜びいただいた方の事例をご紹介いたします。
1.きっかけは強烈な痛みの顎関節症
右側の顎の関節あたりに常に痛みがあるそうで、食事が満足に取れない。
そのうえ、ときどき強烈な痛みが予告もなく襲ってくるのだそうです。それは、たまりません。
半年ほど前に、くも膜下出血で倒れ、右の前頭部の開頭手術をされたそうです。
幸いなことに体のマヒ、言語などの障害もほとんどなく、順調に回復されているそうなのですが、右の顎関節と手術をした前頭部の痛みがとれないということでした。
手術痕に関しては担当の医師から、骨を切ってくっつけてるけど、どんなに腕のいい外科医でも100%もとの状態には戻せないので、多少歪みが生じて痛みが残ることもありますが、それは仕方ないのです、と説明を受けたということでした。
前頭部の痛みは仕方ないとしても、顎関節の痛みをなんとかしたいとのことでの来院でした。
2.ときどき襲ってくる強烈な痛み
いらしたときも、脳神経外科とリハビリ病院に通院中ということでした。
お医者さんに「仕方ないよ」と言われたら、仕方ないと思ってしまいますよね。
けど、あきらめないでとりあえず体のバランス整えてみましょう
ということで、バランスチェックをすると体はフニャフニャでした。
無意識のうちに体のいたるところで筋肉がさぼっていて、体のバランスが乱れてしまっている状態です。
こんなフニャフニャな体に乗っかっている重たい頭を支えるために、残された稼働している筋肉はさらに頑張って必死にバランスとらなければなりません。
その結果首から上の筋肉の一部が超異常に緊張しています。
耳の少し上からこめかみの上の方にかけて側頭筋という筋肉があります。噛む時に働く筋肉です。右の側頭筋を押さえるとかなり痛みがあるようです。そして、時々襲ってくるこの側頭部の強烈な痛みが怖いそうです。
3.痛みは頑張っているというお知らせです
「はい、原因はだいたいわかっちゃいました。顎の痛みとれますよ。頭の痛みもとれちゃったりして。」
「ほんとですか!?でも、頭の痛みは無理だと言われてます。顎だけでも楽になればいいんですが・・・」
「まずはフニャフニャの体をなんとかしましょう」
「これは後遺症みたいなものだし、リハビリ中だし仕方ないと思いますが・・・」
「いえ、大丈夫ですよ。ちょっとサボっているだけです。それに本人が気づいてないから、それなりにしか動いてないだけですよ~」
ということで、それではバランス調整!
と言っても、足首回したり頭グリグリしたりするだけです。
4.お知らせ(身体の声)に答える
…5分後。
フニャフニャだった体をチェックすると、ビシッと力が入るようになりました。
体験していただいた人はわかると思いますが、ほんとに嘘のように体が働き出します。
「どうですか?痛みは?」
「はい、いまはありません。(超不思議そう)」
「ない?って、頭の痛みも?ですか?」
「ん~っ??まだよくわかりません。強烈なのが突然きますから。」
なかなか受け入れられないようです。
みなさん最初はこんな感じです。
「いまは痛みなくてもまた痛くなりますよ」
「ですよね。(なぜかそこは納得??)」
「ご自宅で毎朝晩、いまやった足首、ヒザ、股関節、頭グリグリをしばらく続けてください。いまぐらいで一時的でも痛みがとれてるので、続ければ必ずよくなりますよ。」
「・・・・・・。(複雑な表情)」
そして数日後、
3回目は笑顔でのご来院です。
「どうですか?」
「先生のおかげで、顎の痛みも、頭の痛みも、もうすっかりとれました。」
「それはよかったです。」
「もともとあった左膝の痛みも、ましになったんですよ。」
「へえ~よかったですね~」
「骨が歪んでるから取れないとお医者さんに言われていた痛みもすっかり取れちゃったんですね!」と言いたかったが、そこは大人、グッとこらえたのでした。
その他にも、ニューロ・アウェアネスで体のバランス調整を体験された方の声をこちらに動画でまとめてあります。
ぜひ御覧ください。