ニューロ・アウェアネスを知っていただくための、たくさんの入り口のひとつが「痛み」です。
「どこの医者に行っても痛みがないのでわかってもらえない!」ということでやってこられる方もいます。
痛みはないが顎がだるい。力を入れても噛み切れない。家族から食事中のカチカチ音がうるさいと言われる。
よくならないので諦めていたら、知り合いにニューロ・アウェアネスのことを聞き、このホームページを見ていただいたそうです。でも、痛みに悩む人たちが対象だと思い、再び諦めていたら、最近になってニューロ・アウェアネスの対象が痛みだけではないことを知り、思い切って足を運んでいただいたそうです。ずっと見ていてくれたんですね。
これまでしてきたことは、歯を削った、歯に詰め物をした、マウスピース、マッサージ、肩に針治療、頚椎のレントゲン(異常無し)などなど。
にもかかわらず、ニューロアウェアネスを体験していただいたら、改善までは一瞬でした!
一目見て、背中が緩んでいます。緩んでいるというのは背中の筋肉がサボっているというような状態です。
この背中の筋力の検査をすると全く力が入らないことが分かりました。
これまでこの方が行ってきた施術では改善されなかったのも分かります。
マッサージも鍼灸も緩んでいるところじゃなくて筋肉が緊張しているところに対する施術ですからね。
背中が緩んで猫背になり、頭が身体より前に出て、顎がずれて噛み合わせが変わるとともに、ずっと顎を支えていなければいけない筋肉にだるさを感じ、同時に頭を支えるために、自覚症状はなかったようですけど首と肩がパンパンに張っていたのです。
ニューロ・アウェアネスを体験いただき、バランスが整っているそのままの姿勢で噛み合わせのチェックを行いました。
続けて肩甲骨を真ん中に寄せて同じように噛み合わせチェック!
「あっ?!治った!」
いえ、まだ治ってはいません。
しかし、背中の筋肉が緩んでいることが原因ということは理解していただいたようです。
背中の筋肉にスイッチを入れる運動10回!左右の肩甲骨を真ん中に寄せる菱形筋を意識しながら、深呼吸をしながら、スイッチを入れることを意識しながら、肩甲骨と肩を大きく後ろに回すのです。そして、もう一度、菱形筋の筋力検査。
力が、入りました。
「どう?」
「ほんとに治りました。軽いけど力が入ります。」
ニューロ・アウェアネスによる神経覚醒で菱形筋のスイッチを入れたのです。あなたの脳にアクセスしたわけです。
すこし難しいでしょうかね。わかりやすく言いますと・・・
「背中がサボっていますよ〜!!分かりやすいように、顎をダルくしておきますね!」というカラダの声をしっかりと聞いてあげて、働いていなかった菱形筋を意識して動かすことで答えたということです。
ニューロ・アウェアネスは痛みのある人だけが対象ではありません。
パフォーマンスが落ちているすべての人が対象です。
そのような方々の声を動画にてまとめてあります。ぜひご覧ください。