大切なのは副交感神経にしようとするのではなく交感神経の仕事をなくしてやることです

岡田 哲也(おかだ・てつや)
大量のアプリがインストールされたスマートフォン

SHARE

医療の中でも自律神経のこと、そして自律神経の変化が原因で現れている症状のことに関しては、あまり研究がされていないようです。何かと副交感神経優位にすることが健康へつながると信じられています。

確かに副交感神経優位の状態だけを見れば、リラックスできているいい状態であることは間違いありません。そして逆にイライラしたり体調のすぐれない時、また病気の時などには、実際に交感神経優位になっている状態が多いようです。

そして、疲れとか体調不良といったような病気まではいかない、でも結構つらいその症状の原因が、いつも自律神経の乱れとされているようです。また精神的な乱れによるところの症状も全て自律神経の乱れ、更年期障害も自律神経の乱れ、さらには原因不明の頭痛や腰痛までもが自律神経の乱れとされています。

そして自律神経が関わる病気、症状に関してはこれといった治療法がなく、あきらめざるをえないというのが現実です。そんな症状に悩む人たちは、テレビの健康番組やベストセラーの健康本などに期待を寄せるのですが、権威といわれる先生でさえ持論を唱えるばかりで、本当の解決策にはなっていません。

代替医療の健康法も少数派を喜ばせるアプリのようなものです。健康を求める人は、アプリを脳につめこみすぎて本体の動き自体が悪くなっていることに気づいていますか?

ちょっと冷静に考えればわかることがあります。

まず人間の体を信じましょうよ。不調があれば必ず改善しようと頑張ってくれています。

不調は頭痛ですか?それが間違っているのです。頭痛はお知らせなんです。頭痛を始めとする自律神経の乱れが原因とされている状態、症状のほぼ全ては不調ではなくお知らせです。お知らせを不調だと思い込んでいるから改善策が見つかっていないのです。

本当の不調は「体のバランスが乱れている」というそれだけのことです。体のバランスの乱れる原因は、肉体的精神的なストレスと、うまく体を使えていないことです。そしてその状態を改善しようと頑張ってくれているヤツが、まさしく交感神経なのです。しかし、本当に改善するためには、交感神経に任せているだけではなく、自分自身で体のバランスを整える意識を持つことと、うまく体を使ってやることが必要です。

バランスが整うことで、働きすぎていた交感神経の仕事は一段落し、副交感神経優位という状態に落ち着くのです。

自分の体が理解できてくることで、ストレスによる影響も受けにくい心と体になることもできます。

体のバランスを整え、上手に体を使ってみましょうね。

バランスの整え方はこちら、上手な体の使い方はこちらを参考にしてください。

 

 

 

身体出力を上げる脳が望む身体の使い方!|Brain's Consensus Communications

「痛みが和らいだ!」
「いい情報だった!」

と思われた方は、
ぜひご友人やご家族にも教えてあげてください。

Neuro-Awareness
Neuro-Awareness BLOG
トップへ戻る トップへ戻る