病院の検査でもわからない痛みの原因は、身体のバランスかも!?

岡田 哲也(おかだ・てつや)
病院の検査でもわからない

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奥歯が痛いってことで来られた男性の方です。

この方は以前から歯の痛み以外でも身体の調子が悪くなると、病院へ行く前にここ(歯科医院)にこられます。
奥歯の痛みということだったのですが、話を聞くと体のあっちこち調子が悪い。

主に右足のしびれと右目の痛みがひどいとのこと。

右足のしびれ

「すみません、ここは歯医者なので病院へ行ってください。」
「もう、病院へは行ってきた。ここは駆け込み寺やー」なんて会話をしながらまずはお口の中をチェック。特に異常なし。
「大丈夫みたいですよー」
「右の上下が痛いんや~噛まれへん」

足も調べてもらったけど異常なし、目の方もCT、MRI など脳の検査までしてもらったけど異常なしなのだそうで・・・。

異常ないのに症状があることが不安なのです。

不安

その精神的なストレスがさらに体を変化させて新たな症状をつくります。
「なんとかしてくれるか?」
「(仕方ないですね)」ってことで体のバランスをチェック。

噛み合わせ、首の筋肉、腕の筋肉、全部右が強い、
左は力が入らない。足は逆、右が弱い、左が強い。

まずは下半身に対しての対応を行いました。
首をグルグル回すと右足OK!左と変わらないぐらい稼働力UP。しびれもとれたとのことです。
左腕と首に対して、左の股関節をグルグル回すことにより、右と同じくらい腕に力が入るようになりました。

これでOK!

「一番痛いのは目や、・・・えっ??あれっ??」

この時点でちょっと痛みが軽くなったようです。
さらに右の足首グルグル、右の足の指グルグル、・・・。

足首を回して痛みを解消

「どうですか?」
「お~、いまは痛みないわ」
「奥歯は?、噛んでみてください。」
「おー、大丈夫や~なんでやろなあ~」

原因がよくわからない時は、その症状の原因は現場(痛みのある箇所)にはありません。

まず痛みのあるところが他の悪いところ(サボっているところ)を支えようと頑張っているのだと仮定して、自分自身の意識を痛みのあるところからほかのサボっている部分に移しましょう

それから、身体を刺激したり動かしたりしてみましょう。身体全体がムラなく稼働し始めると、痛みは自然に消えていくものなのです。

身体出力を上げる脳が望む身体の使い方!|Brain's Consensus Communications

「痛みが和らいだ!」
「いい情報だった!」

と思われた方は、
ぜひご友人やご家族にも教えてあげてください。

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