世界最速の人類
最強のアスリートのラストランはまさかの途中棄権
レジェンドの花道を飾ることができなかったチームメイトは
主催者側にその怒りをぶつけているが、
それはレジェンドを擁護する言い訳にしか聞こえない
いや、レジェンドにぶつけられない怒りをぶつけているのかもしれない
しかし、一番分かっているのは彼本人ではないだろうか
ストイックというエネルギーをうまく使えなかった
人の体はその一瞬でよくも悪くも変化する
100分の1秒にかけるアスリートの意識
「ラストラン」を演じるエンターテイナーの意識
同じように体が動くわけはない
そもそも人生そのものがエンターテイメント
世界中が望んでいたのは
いえ、少なくとも私が望んでいたのは
最後の最後まで
ストイックなアスリートのままでゴールを走りぬける
世界最速の男のエンターテイメントだったはず
目の前のするべきことをするということが
自分のためにも
自分を取り囲む人たちのためにも
何より大切だと考えさせられた
そんなレジェンドのラストランでした
自分の体がどんな時にどのように変化して
そのために体がどうなるか?
そのままだとどうなってしまうのか?
その状態をどう改善すればいいのか?
そんなことに気づくことで
自分の体を意識してコントロールすることができます。
痛みや症状だけがきっかけではありません。